先日、「農業とITの関わりに関するシンポジウム」に参加してきました。「農業分野でICTが十分活用されていないという現状」「活用することで今後どのような発展につながるか」というような興味深い話を聴いてきました。また、海外の植物工場の話も面白かったです。
スマート農業と植物工場
実は、以前から植物工場に興味があったので、有意義な時間が過ごせました。また、勘や経験を含む貴重な知識や技術が属人化している現状をITで効率的に利用できたら素晴らしいのに!と思っていたので、すごく共感もできて、大変勉強になりました。特に勉強になったのは、GAP(農業生産工程管理 Good Agricultural Practice)という考え方です。農業が効率化を求めて規模拡大すると、作業の管理が必ず必要になるそうです(例えば、人的ミスで必要以上の農薬を散布してしまう等の人的影響も大、管理が必要)。農業生産活動の実施や記録などの作業に関する標準化、と私は理解しました。そのような活動を進める事で、IT化や価値のある情報収集が行いやすくなり、ITがより良く活用される農業になっていくのではないか、という事だったと思います。
植物工場の本
シンポジウムとは直接関係ないですが、なかなかおもしろい本です。