まにまに。
貯蓄から投資へ。最近、ニュースでもよく耳にするスローガンです。現在は、銀行の定期金利などの利率も低いので、株や債権などの投資を始めようという人がいるかもしれません。リスクのある投資をする際は、自分がどのような投資をしているかを数字を押さえながらしっかり判断することが必要です。目安として考えやすいのが、資産が2倍になるのはいつか?ということ、簡単な法則があるので一緒に整理していきましょう。
72の法則とは?
72の法則というものを知っていますか?よくお金に関する本や資産運用の本などに説明があります。72の法則とは、元本を2倍にするために必要なおおよその運用年数と金利を計算する法則です。72の法則 計算式
金利(年率)× 運用年数(年)= 72 となることから、以下のことを簡単に計算することができます。- 元本を2倍にするために必要な運用年数 = 72/金利
- 元本を2倍にするために必要な金利 = 72/運用年数
72の法則 計算例
簡単な例で使い方を理解しましょう!- 金利がわかっている場合、2倍にするために何年かかるか?
金利が 1%だったら、72/1 = 72年 金利が 6%だったら、72/6 = 12年 金利が0.5%だったら、72/0.5 = 144年
- 運用年数を決めている場合、2倍にするにはどのくらいの金利が必要か?(複利)
年数が10年だったら、72/10 = 7.2% 年数が20年だったら、72/20 = 3.6% 年数が30年だったら、72/30 = 2.4%
お金の話には計算式がいっぱい(*-*)/
当然ですが、お金の話には、いろんな計算式が出てきます。代表的なものには、単利や複利で運用したときの違いや、住宅ローンの返済方法の「元金均等返済」と「元利均等返済」でどっちがお得か?、株価の銘柄による相関係数を計算したり、などが挙げられます。仕組みがわかれば表計算ソフトで簡単に計算・比較できるので、少しずつ理解を深めていくと良いと思います。しかし、2倍までの道のりもなかなか長いですね(^-^;)
関連する本
本書の評価は色々みたいですね。投資にはリスクがありますから、数ある投資の中の1つの参考になれば幸いです。