積ん読のまにまに。
新しいことを始めるときは、少し不安な気持ちを感じることがあります。しかし、「何もしない」と決めれば、明日はほぼ同じです。今回紹介する本は、黄色の本で見ているだけで元気が出てワクワクします。「何かを変えたい!」そんな人が、やる気を出すにはピッタリの本だと思います。
いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法 - 佐々木 正悟 著
本書は、タイトルどおり、行動を起こすためのヒントを50の方法で説明しています。著者は、認知心理学を専門にしているそうです。50の方法について、「すぐやる」を邪魔する心の状態を明らかにし、その時どうやって行動につなげたら良いかを説明しています。1つ1つがコンパクトにまとめてあり,例も多いので、「これ出来る!」というテーマを見つければ実行にうつしやすいと思います。それぞれの方法について、最後に絵でまとめが描いてあります。時間がない人でも、方法のタイトルと絵を見たらわかるくらい、わかりやすいです。
面白かったところ
はじめに
「はじめに」を読んで、やる気がでたら一気に最後まで読めると思います。
"人生をみずから変え、好転させていける人。それは「行動力のある人」です。人生を好転させられる人とは「すぐやる」達人のことです。結果を出せる人は誰よりもすぐに行動しています。・・・中略・・・あなたに足りないのは、最初の一歩。ただ、それだけです。"
参考になった点
私は、目標管理・習慣・継続などに関心があります。本書を読んで理解が深まりました。また新しいヒントを得ることが出来ました。
- 「とりあえず後にしよう」という先送りについて、未来の自分に期待しない。
- 一番大事なことは、朝一番にやる。
- 白紙状態から始めない
- 見通しをつける
- ちょうどいい作業量を探る